大乗院 三仭坊(だいじょういん みひろぼう)

まねっこ

梅雨に入ったと言っても、
磐田は少しも雨が、降らない!
地面は乾きっぱなし!
本当にどうなってるんだろうか?

朝から、鳥たちが、
ぴ-ぴ*-、ぎゃぎゃ-と毎日やってくる。
どうしてかと言うと、

今、
境内では、『やまもも』が、
いっぱい、いっぱい実を付けている。

はいてもはいても、毎朝、こんな感じ!

御勤めを、終えると、
最近、夫は、実を採ってきて、
「なつかしい~、なつかしい~」と言って、
甘酸っぱい、実を楽しんでいる!
時たま、私にもすすめるのが、少し困りごと!

山ももの木は2本あって、
樹齢は、どれだけだろうか?
100年は越しているみたいに思える。

今庭師屋さんが、庭の手入れをしてくれていて、
「木が、弱っていると、実をたくさんつける。」と話してくれた!
昨年の台風の潮風で、随分、切り落としたが、
風通しの良い高い所。
年もあり、木が弱ったようだ。

もうずいぶん前になるが、
ベトナムから来たフェイ君が、
御参りの度に、
「木に頭を付けていた」
長く生きた木から、
生きる力を受けたかったのか?
木から、『気』を感じたかったのか?

もう長い事、逢っていないので、理由はもう聞けないが、
私も
時々、真似て、そっと木に沿ってみると、
何故か、
心が落ち着く。

御参りがてらに、
あなたも、
まねっこ、いかが?

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