彼岸花。
別名：曼珠沙華
御彼岸の時期に咲くから、死人花といわれたり不気味がる方もいますが、
元々土葬された遺体をモグラなどから守る(球根に毒がある)為に植えられた花であり、
花言葉は「再会」や「あなただけを想う」など。
色によって花言葉は違いますがどの色も
埋められた亡き人を想う・偲ぶ気持ちを表しているかのようですね。
境内にも色々なとこに御彼岸に向けてすくすく成長し、
御中日頃には満開となります。
今月に入って急な強く激しい雨が降ったり、竜巻の心配、津波・・・など
心が落ち着かない天候が続きましたね。
それにもかかわらず、
頃合いを見計らったかのように咲く。
単純に自然ってすごいなと感じます。
忙しい現代ですし、地元を離れている方も多い時代ですから
なかなかお墓参りに行くことも難しいかもしれませんが
お花を眺めながら、秋空を感じながら
少しの時間でもご先祖様に想いを馳せることも
一つの供養なのかなと思います。